24歳からの日記

フレスコボールの普及、あるサッカーチームの監督、横浜でまちづくりの活動をしている人の備忘録

【映画雑感】インターステラー

インターステラー、この映画を一言で現すと「人生で最も衝撃を受けた作品」(今年何回目だろうか、この発言)
映画見終わったと、疲れ果てた。全てを受け止めるには、刺激が強過ぎる映画。
でも、この満足感と「映画を見る前後で世界観変わったわ」という確信。
なんか近々とんでもないことを言い出しそうな気がする。(考え自体は既に頭の中にある)
 
これは消化に時間が掛かる。ので考えがまとまんないから、雑感を書いて後でまとめることにする。
 
・この作品の中に宇宙があるのではなく、この作品そのものが宇宙である。とても身近に宇宙を感じることが出来る仕掛けを用意しつつも、それは果てしなく遠い場所に存在する。
 
・この映画を見ていると時間感覚もおかしくなり、3時間という上映時間はあっという間に過ぎていく。さらには宇宙にいるかと思わせる圧倒的な映像により、見るものにも重力をかける。その結果として、映画上映後の30分ほどは、普段よりも歩幅が20cmほど縮まった。映画からの圧により、身体が萎縮していたのだ。
 
・宇宙、これは地球の外にあるものではなく、あなたの隣にも存在するのかもしれない。
なにげないそこのスペースにも宇宙は存在してるのかもしれない。
 
・今日生きている理由、それはこの映画を見るために生きているのかもしれない。この映画を見ないと、この時代を生きている意味をなさない。
 
・人類のために俺は生き残るというエゴ、愛するもののために生きるというエゴ。エゴという、このどうしようもない人間に備わっている最も人間らしいものがあるからこそ、この作品は遠い世界にある宇宙を取り扱うSF映画ではなく、身近に落とし込めるような映画へとなっている。